公正取引委員会

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■まず、最近の市況についてお聞かせ下さい。
7月はエアコンが大きく動いたのですが、全体では前年を下回る結果となりました。パソコンが前年に比べて約3割のダウンだったことが業界全体のパイを小さくしてしまいました。それに加えて昨年後半からの出店による売場面積の増大によって既存店が大きく割り込んでいることも下回った要因と言えます。

 

■こうした状況は、しばらく続くのでしょうか?
本年11月発売予定のウィンドウズXPに期待していますけど、それがどれだけのインパクトになるか不透明な状況です。考えてみればここ数年のパソコンの伸び率が高すぎたとも言えます。いわば普通の商品になったということで、これからは売り方に工夫が必要になると思います。製販が知恵を出してパソコンを売ることを考えていかないと、さらに長期にわたって低迷してしまいます。

 

■最近リストラが進行して1人あたりの仕事量が増えています。そこで自宅で仕事をするために新たにパソコンを購入するようなケースも考えられます。そういう意味での需要はありそうですが。
ビジネスで使う人が家庭でもパソコンを持つというのはある程度行き渡っていると思います。むしろこれから重要なのは新規開拓ですね。そのためには新しい用途提案をしていかないといけないですし、ブロードバンドという時代の中でパソコンがどのような役割を担うかを研究して、新しい販売の在り方を考えていく必要があると思います。

 

■本年度第2回目の常設委員会が開催されました。
具体的に各委員会が動き出したということで、さらに本部の役割や業務を強化していく必要があります。また今回初めて新事務所で開催いたしましたが、環境も良く、満足しております。
まず、総務委員会関連では賛助会員制度があります。これについては心配しておりましたが、現在までに14社にご加入いただきました。今後さらに賛助会員数を増やしていきたいと思っています。

 

 

■経営委員会関連についてはいかがですか。
海外視察では各社のトップの方々を対象にしたものを検討してまいりましたが、委員会ではコムデックスを中心にした米国流通視察、そして韓国のブロードバンド事情の調査研究という2つのプランにご賛同をいただきました。そして従来実施してまいりました社員の方々を対象にした流通視察もご要望が多いことから来年2月上旬に実施することになりました。
盗難防止対策についても盗難防止器にかかる費用と実際に盗難で発生している被害額を考えると大変大きな効果が生まれると思います。防止対策によって非常に大きなメリットを生むことができると思いますので、メーカーと協力して業界標準の防止対策をつくりたいと考えています。まずはアンケートなどで現状をしっかりと把握した上で、具体的な提案をお示ししたいと思います。
物流問題については9月11日にメーカーの担当者を招いて講演会を開催いたします。店舗の合理化という部分で非常に重要なテーマかと思いますので、ぜひたくさんの方にご参加いただきたいと思います。

 

■今回公正取引委員会の楢崎取引部長にご講演いただきました。
家電公取協については、我々がはっきりと姿勢を示したことによって公正取引委員会がそれなりに行動したということは確かに評価できます。ただ、今後いろいろな新しいビジネスモデルが出てくると思いますが、それらによって過当競争が起こった場合、我々はどのように対応すればいいか考えながら家電公取協への取り組みについて考えてみたいと思います。

 

■渉外委員会では、他にも多くの課題があります。
まず、家電リサイクル法についてはこれまでにいくつかの改善事項がはっきりしてきましたので、これらを具体的に行政やメーカーとの協議を通じて会員の皆様の負担を軽減できればと思います。
また、家電リサイクル法に続いてパソコンのリサイクルがありますが、これについては、できるだけ家電リサイクル法と違ってリユースやリサイクルが円滑に行われるような仕組みが必要です。それからエンドユーザーがあまり負担感を感じないようにすることが必要でしょうね。そのへんをしっかりと研究しながら、同じ小売業の立場であるJCSSAとも協力し合って、小売業にとって、またお客様にとって良いリサイクルの仕組みをつくっていただくよう努力していきたいと思います。
それから10月にメーカーや行政との協議会を予定しております。会員の皆様にとって有意義なものにしたいと思いますので、お寄せいただくご意見をもとに協議会に臨みたいと思います。ご協力をよろしくお願いいたします。

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インタビュー
総会では今期の活動の大きなテーマのひとつとして、今後のNEBAのありかたを考えることが掲げられました。
インタビュー2
新たな年の最初の月としては、いいスタートをきれたのではないかと思います。その中でも特に西日本が好調で、やや西高東低の色合いが出てきているような気がします。
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8月度は前年比で103.3%でした。記録的な冷夏の影響でエアコンは全体でも96%、冷蔵庫も98.3%と夏物については前年を割りましたが、その他では元気な商品が目白押しです。
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